疾患 | 照射法、線量 | 注記 | |
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前立腺癌 | 高リスク群(院内症例のみ) | IMRT 76- 80Gy | 抗凝固剤の内服などある方は線量減を考慮 |
高リスク群: T4 あるいは院外紹介 | ネオアジュバントホルモン療法6ヶ月以上のあとintermediate riskと同様 | ||
中間リスク群: T2b/T2c または Gleason=4+3 または 10≦PSA<20 | 回転型強度変調放射線治療 74Gy/37回 | ||
低リスク群: T1c, T2a かつPSA<10 かつ Gleason≦6, 3+4 | 回転型強度変調放射線治療74Gy/37回, *あるいは密封小線源 160Gy |
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macroなNがある場合 | 全骨盤50Gy。場合によっては傍大動脈も含む。 →前立腺へ追加照射20Gy。リンパ節には10Gy追加 |
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術後予防照射 | 断端陽性症例には前立腺床へ60Gy以上を検討する | ||
術後PSA再発 | 前立腺床へ70G, | ただし直腸腺量を考慮 | |
睾丸腫瘍(特に精巣上皮腫) | iliac node~傍大動脈に20~36Gy | 近年では術後化学療法により放射線治療回避が多い | |
膀胱癌 | 術後 | 全骨盤 45Gy/25回 | |
根治動注あり | 小骨盤 40Gy/20回 多門照射で | ||
根治動注無し | 小骨盤 50Gy→追加照射(一部でも膀胱壁を外す)16Gy | ||
腎細胞癌 | 径5cm以下(手術拒否、手術不能症例に限る) | 定位照射50-70Gy/10回 | YESCARG-1001(臨床試験) |