治療内容

癌化学療法名:子宮癌肉腫TI療法

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適応外使用 :  無
審査日(20 13 12 16日)
申 請 日  : 2013 11 07
改 定 日  : 20-- -- --
登録確認日 : 20-- -- --
登録削除日 : 20-- -- --
診療科1 婦人科
診療科2  
診療科3  
診療科4  
プロトコール名 略名 1クールの日数
子宮癌肉腫TI療法 TI 21日
適応病名 子宮腫瘍、癌肉腫 所要時間 day1: 1440分 day2,3: 620分  
実施部署 ■病棟    放射線療法 なし  
適応分類 ■進行・再発
適応時表示コメント あり 添付資料 あり(■その他:文献
番号 抗癌剤名・略号 1日投与量 投与法 投与日(d1,d8等)
1 パクリタキセル・TXL 135mg/m2 d.i.v. d1
2 イホスファミド・IFO 1.6g/m2 d.i.v. d1-3
臨床使用分類 治療:(エビデンスレベル・2    エビデンスに関する基準
エビデンス
  • ■ガイドライン ■文献   
ガイドライン文献名 NCCNガイドライン19ページ、その元になった論文(GOG study)
その他
(減量・増量規定など)
治療前に放射線療法を行った場合は、イホスファミドの用量を1.2g/m2とする。
Grade2以上の神経毒性出現時はイホスファミドを0.4g/m2まで漸減
血液毒性出現時はパクリタキセルを100mg/m2に減量
メスナ1回量はイホスファミド1.2g/m2のとき240mg/m2、イホスファミド0.8g/m2のとき160mg/m2、イホスファミド0.4g/m2のとき80mg/m2とする。
1クールの日数:21日癌化学療法処方
癌化学療法名:子宮癌肉腫TI療法
投与日 薬品名 投与経路
(ルート等)
投与時間
day1 ① 生食100mL+パロノセトロン塩酸塩0.75mg 点滴静注 30分
  ② 生食20mL+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム13.2mg 静脈注射 ①開始直後
  ③ 生食20mL+ファモチジン20mg 静脈注射 ①開始直後
  ④ 5%ブドウ糖液500mL+パクリタキセル135mg/m2 点滴静注 180分
    インラインフィルターを用いて投与    
  ⑤ 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ⑥開始直前
  ⑥ 生食500mL+イホスファミド1.6g/m2 点滴静注 120分
  ⑦ 生食500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑧ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑨ 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ⑥開始後4時間
  ⑩ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑪ 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ⑥開始後8時間
  ⑫ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 360分
  ⑬ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 360分
       
day2,3 ① 生食50ml+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム6.6mg  点滴静注 15分
  ② 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ③開始直前
  ③ 生食500mL+イホスファミド1.6g/m2 点滴静注 120分
  ④ 生食500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑤ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑥ 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ③開始後4時間
  ⑦ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑧ 生食20mL+メスナ300mg/m2 静脈注射 ③開始後8時間
  ⑨ ソルデム3A 500mL+メイロン7%20mL 点滴静注 120分
  ⑩ 生食50mL(終了ロック) 点滴静注 5分
       

※赤字は抗癌剤

コメント

day1: ①開始と同時にジフェンヒドラミン10mgを5錠内服
放射線療法の既往あるときはイホスファミド1.2g/m2に減量

照射併用時照射線量

コメント無し

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