東北大学病院がんセンター/Tohoku University Hospital Cancer Center:治療内容
サイトマップ
ホームへ戻る
標準
拡大
トップ
>
治療内容
> 一般向け
病名項目に戻る
癌化学療法処方
1クールの日数:14日
癌化学療法名:大腸癌Panitumumab療法
プロトコールに関する解説:
パニツムマブは切除不能・再発大腸がんにおいて有効性が確認されている分子標的薬の一つです。パニツムマブはKRAS遺伝子の変異がある例 (KRAS-MT)では効果がないことが分かっており、KRAS遺伝子の変異がない例(KRAS-WT)のみに使用出来る薬剤です。標準的化学療法後の再発症例に対しても約10%の有効性が示されています。代表的な副作用としては、皮膚症状や低Mg血症、下痢などがあります。しかし重篤なアレルギー反応などの副作用は稀であると報告されています。約一時間の点滴静注治療で、2週間ごとに繰り返し行います。
放射線治療:あり
投与日
薬品名
day1
①生食100mL+
パニツムマブ6mg/kg
インラインフィルター使用
②生食 50mL
※赤字は抗癌剤
コメント
KRAS遺伝子野生型に適応する
病名項目に戻る