治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:14日癌化学療法名:大腸癌ベバシズマブ(5)・FOLFIRI療法
プロトコールに関する解説:
大腸癌ベバシズマブFOLFIRI療法は、再発、進行大腸癌の患者さんの標準治療の1つとして2007年6月から行われるようになりました。この治療を受けるには、CVポートなどの特別な処置が必要になります。
従来のFOLFIRI療法にベバシズマブを併用することにより、より高い治療効果が見込めるようになってきており、副作用や合併症の点で治療を受けるのが困難な状況でなければ、ベバシズマブとの併用療法をお奨めしています。
2008.3.9記


放射線治療:あり
投与日 薬品名
day1 ① 生食100mL+ベバシズマブ5mg/kg(初回90分投与、問題がなければ2回目以降60分、30分と短縮可)
  ② 生食50mL
  ③ 5%ブドウ糖液50mL+パロノセトロン塩酸塩0.75mg+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム6.6mg
  ④ 5%ブドウ糖液250mL+レボホリナートカルシウム200mg/㎡
  ⑤ 5%ブドウ糖液250mL+イリノテカン150mg/㎡
  ⑥ 5%ブドウ糖液50mL+5-FU400mg/㎡ 総量50mLにして
  ⑦ 5%ブドウ糖液50mL
  ⑧ 5%ブドウ糖液適量+5-FU2400mg/㎡ (外来:携帯型ポンプで総量100mLにして)
  ⑧' 5%ブドウ糖液500mL+5-FU2400mg/㎡ (病棟:輸液ポンプ利用)
   
day3 ①ヘパリンナトリウムキット
   

※赤字は抗癌剤

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