治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:28 日癌化学療法名:乳癌CMF療法(シクロホスファミド注射)
プロトコールに関する解説:
乳癌CMF療法は、シクロホスファミド、メソトレキセート、フルオロウラシル(5-FU)を用いた多剤併用化学療法であり、術後の再発予防のための補助化学療法として使用されています。
 再発予防効果は証明されており期待できますが、別に示したアンスラサイクリン系薬剤を含む治療法より効果は低くなります。副作用も少ないため、再発のリスクがあまり高くない患者さん、高齢の患者さん、心筋障害のある患者さん、脱毛に抵抗のある患者さんに施行されます。
 シクロホスファミドは経口で14日間投与するのが原則ですが、嘔気、嘔吐等の消化器症状や倦怠感などの副作用が強い場合には、点滴に変えて副作用を少なくして行っています。
(平成20年3月26日)


放射線治療:あり
投与日 薬品名
day1,8 ① 生食50mL+パロノセトロン塩酸塩0.75mg+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム6.6mg
  ② 5%ブドウ糖液250mL+メトトレキサート40~60mg/body+5FU500~750mg/body+シクロホスファミド300mg/body
  ③ 生食50mL
   

※赤字は抗癌剤

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