治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:21癌化学療法名:悪性胸膜中皮腫シスプラチン・ペメトレキセド療法
プロトコールに関する解説:
悪性胸膜中皮腫シスプラチン・ペメトレキセド療法は、この病気の患者さんの初回治療に用いられる国際的な標準療法です。主な副作用としては、骨髄抑制(白血球や血小板の減少、貧血)、吐き気・食欲不振などの消化器症状、脱毛、などが生じやすい傾向があります。腎臓を保護するために、数日間は1日約2~3リットルの点滴が必要のため、当院では入院患者さんを対象としています。同じく副作用を軽減するため、本治療の1週間前よりビタミンB12、葉酸製剤も併用します。


放射線治療:あり
投与日 薬品名
day1 ①グラニセトロン塩酸塩 1mg 50mL + デキサメタゾン 9.9mg
  ②生食100mL+ペメトレキセド 500mg/㎡
  ③ソルデム3A500mL+硫酸マグネシウム補正液 1mEq/mL (8mL)
  ④D-マンニトール20%300mL(200mL)
  ⑤生食250mL+シスプラチン75mg/㎡
  ⑥ソルデム3A500mL
   
day2,3 ①生食50mL+デキサメタゾン 9.9mg
   

※赤字は抗癌剤

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