治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:28日癌化学療法名:肺癌(小細胞)シスプラチン・エトポシド療法
プロトコールに関する解説:
小細胞肺癌シスプラチン・エトポシド療法は、主に限局型小細胞肺癌の患者さんの初回治療として使用されています。この治療は、国際的な標準療法の1つであり、放射線治療と併せて行われることが多いです。主な副作用としては、骨髄抑制(白血球や血小板の減少、貧血)、吐き気・食欲不振などの消化器症状、脱毛などが出やすい傾向があります。また、腎臓を保護するために、数日間は1日約2~3リットルの点滴が必要のため、当院では入院患者さんを対象としています。(平成20年3月19日)


放射線治療:あり
投与日 薬品名
day1 ① グラニセトロン塩酸塩3mg 50mL+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム9.9mg
  ② 5%ブドウ糖液500mL + エトポシド 100mg/㎡
  ③ ソルデム3A500mL+硫酸マグネシウム補正液1mEq/mL(8mL)
  ④ D-マンニトール20%300mL (200mL)
  ⑤ 生食250mL + シスプラチン 80mg/㎡
  ⑥ ソルデム3A500mL
   
day2-3 ① 生食50mL+デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム6.6mg
  ② 5%ブドウ糖液500mL + エトポシド 100mg/㎡
  ③ 生食50mL
   

※赤字は抗癌剤

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