治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:21日癌化学療法名:肺癌(非小細胞)カルボプラチン・パクリタキセル療法(3週間隔)
プロトコールに関する解説:
非小細胞肺癌カルボプラチン・パクリタキセル療法(3週間隔)は、再発・進行非小細胞肺癌の患者さんの初回治療として使用されています。この治療は、国際的な標準療法の1つです。主な副作用としては、骨髄抑制(白血球や血小板の減少、貧血)、吐き気・食欲不振などの消化器症状、脱毛、などがあり、手足のしびれ、関節痛なども生じやすい傾向があります。重いアレルギー症状を予防するため、治療前に抗アレルギー剤を複数用いることが特徴です。実際には重い副作用の頻度は少ないため、初回のみ入院で以後は外来での治療を基本としています。(平成20年3月19日)


放射線治療:あり
投与日 薬品名
day1 ① グラニセトロン1mg 50mL+デキサメタゾン13.2mg+ファモチジン20mg(点滴開始と同時にジフェンヒドラミン塩酸塩錠10mgを5錠内服)
  ② 生食100mL
  ③ 生食500 mL+パクリタキセル 200 mg/㎡
  ④ 5%ブドウ糖液250 mL+カルボプラチンAUC6
  ⑤ 生食50mL
   

※赤字は抗癌剤

コメント

制吐剤としてアプレピタントカプセルを併用。

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