治療内容

癌化学療法処方

 
1クールの日数:14日癌化学療法名:大腸癌Aflibercept+FOLFIRI療法
プロトコールに関する解説:
大腸癌の二次治療としての選択肢の一つです。中心静脈ポートを上腕や前胸部などに留置し、3日間の持続点滴を行いますが、外来での通院治療が可能です。高血圧や、白血球減少などの骨髄抑制などが強い場合は、減量や休薬期間延長などによる調整が必要になることがあります。


放射線治療:なし
投与日 薬品名
day1 ①生食50㎖ プライミング用
  ②生食 100 mL+アフリベルセプト 4 mg/kg
  0.6-8mg/mLとなるように調製する
  調整後8時間以内に投与終了すること
  0.2µmのポリエーテルスルホン製フィルターを用いて投与すること
  ③生食50mL フラッシュ用
  ④5%糖液50mL+パロノセトロン0.75 mg+デキサメタゾン 6.6 mg
  ⑤5%糖液250 mL+レボホリナートカルシウム 200mg/m2
  ⑥ブドウ糖注5%250mL+イリノテカン180 mg/m2
  点滴5, 6は連結投与。同時滴下。
  ⑦5%糖液+5-FU 400㎎/m2
  レボホリナートカルシウム・イリノテカン終了後開始
  点滴50mLにして、5分で急速点滴
  ⑧5%糖液50mL フラッシュ用
  ⑨5%糖液+5-FU 2400㎎/m2
  外来:携帯用ポンプで全量100mLに合わせて調製
  入院:5%ブドウ糖液500mLに希釈
   
day3 ①ヘパフラッシュ1000単位/10mLシリンジ 1000単位

※赤字は抗癌剤

コメント

 

病名項目に戻る