プロトコールに関する解説:
乳癌トラスツズマブ(ハーセプチン)単独3週毎療法は、再発の可能性が比較的高い患者さんの術後補助療法として使用されます。だれにでも使える訳ではなく、癌組織の特別な検査によりHER2という蛋白が過剰発現している患者さんのみが対象となります(乳癌患者さんの20〜30%)。
ハーセプチン投与は、通常の再発予防のための化学療法(抗癌剤)終了後に、3週に1回の投与を1年間続ける必要があります。ハーセプチンの追加により乳癌の再発の可能性を半分近く下げる効果が期待できます。
副作用として心機能低下、アレルギー反応などがありますので、初回投与時は入院が推奨されます。