治療内容

癌化学療法処方

1クールの日数:21日癌化学療法名:肺癌(非小細胞)カルボプラチン・ゲムシタビン療法
プロトコールに関する解説:
非小細胞肺癌カルボプラチン・ゲムシタビン療法は、再発・進行非小細胞肺癌の患者さんの初回治療として使用されています。この治療は、国際的な標準療法の1つです。主な副作用としては、吐き気・食欲不振などの消化器症状などのほか、骨髄抑制(白血球や血小板の減少、貧血)が生じやすい傾向があり、血液検査での確認が必要です。実際には重い副作用の頻度は少ないため、初回のみ入院で以後は外来での治療を基本としています。
(平成20年3月19日)


放射線治療:なし
投与日 薬品名
day1 ①グラニセトロン1mg 50mL+デキサメタゾン4.95mg
  ② 生食100 mL+ゲムシタビン1g/㎡
  ③ 5%ブドウ糖液250 mL+カルボプラチンAUC5
  ④ 生食50mL
   
day8 ① 生食50mL+デキサメタゾン6.6mg
  ② 生食100 mL+ゲムシタビン1g/㎡
  ③ 生食50mL
   

※赤字は抗癌剤

コメント

制吐剤としてアプレピタントカプセル併用。

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