東北大学病院がんセンター/Tohoku University Hospital Cancer Center:治療内容
サイトマップ
ホームへ戻る
標準
拡大
トップ
>
治療内容
> 一般向け
病名項目に戻る
癌化学療法処方
プロトコール名:悪性黒色腫 エンコラフェニブ・ビニメチニブ併用療法
プロトコールに関する解説:
BRAF V600E/K遺伝子変異型根治切除不能悪性黒色腫において、治療効果が示されている方法です。
日本人を含めた国際共同臨床試験により、優れた治療成績が示されており、BRAF V600E/K変異型根治切除不能悪性黒色腫において一次治療として標準治療の一つとして認識されております。ただし、この治療を受けるには、病理標本を用いた、BRAF V600E/Kの遺伝子変異の検出が必要です。
また、副作用として投与初期に発熱や悪心、漿液性網膜炎などがありますので、導入には入院での諸検査が必要となります。副作用が持続する場合は、減量や投与間隔の延長などの調整が必要となることがあります。
投与日
薬品名
投与経路
day1~28
①
エンコラフェニブ(450mg, 1日1回朝食後)
経口
②
ビニメチニブ(45mg/回 1日2回朝夕食後)
経口
※赤字は抗癌剤
コメント
コメント無し
病名項目に戻る