治療内容

癌化学療法処方

       
1クールの日数:21日癌化学療法名:腎細胞癌 ペムブロリズマブ・アキシチニブ併用療法
プロトコールに関する解説:
本治療法は、免疫チェックポイント阻害薬(ペンブロリズマブ)とチロシンキナーゼ阻害薬(アキシチニブ)を併用した治療法であり、進行腎細胞癌に対する1次治療として効果が示されています。臨床試験により、チロシンキナーゼ阻害薬単剤(スニチニブ)より、有意に優れていることが確認されています。 免疫療法による副作用とチロシンキナーゼ阻害薬による副作用の各々、もしくは両方がみられることがあり、当科では、初回治療は入院にて行っております。副作用により薬剤の減量、休薬および中止となることもあり、ペムブロリズマブの副作用である内分泌障害の状況によっては、ホルモン投与の補充が一生涯必要になることもあります。


放射線治療:なし
投与日 薬品名
day1 ①生食50ml(プライミング用)
  ペムブロリズマブ200㎎+生食50mL
  0.2または0.22μmインラインフィルター使用。
  調製後6時間以内に投与完了。
  ③生食50ml(フラッシュ用)
day1-21 アキシチニブ5mg×2 1日2回朝夕食後
   

※赤字は抗癌剤

コメント

d1-21にアキシチニブ1回5mg1日2回朝夕食後内服。

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